• kodaniさん流 キャッチアップ法・技術書の読み方

kodaniさん流 キャッチアップ法・技術書の読み方

2024.11.18読了目安: 6
学び方
kodaniさん流 キャッチアップ法・技術書の読み方

この記事に登場するメンター

本記事では、実際に現役のエンジニアが普段どのように技術(言語・フレームワーク・ライブラリも)を勉強しているか、を大公開。

今回は、RailmapでPythonの学び方を教えてくれたkodaniさん編。

kodaniさんのキャッチアップ法・技術書の読み方

新しい技術を学ぶときのキャッチアップ法

ある程度入門書レベルの知識キャッチアップは、公式サイトやwebで完結すると思います。

それを踏まえてまずは、以下の1〜3の方法で進めていきます。

  1. 公式サイトを読む(チュートリアルがあればそれもやってみる)
    1. 読みやすさよりも内容の網羅性を意識している部分があるので、わかりづらいところがある時はweb上にある噛み砕いた説明が書いてある記事を並行して見る
    2. 読むことで、言語やフレームワークの思想や雰囲気、使い方や書くときの注意点をなんとなく掴んでから書き始める
  2. 1でキャッチアップした使い方を元に、実際に「理解したつもり」で手を動かして何かプログラムを書いてみる
  3. 実際に書いてみて、「こんなときどうするんだろう?」が出てきたら、webで「どうするんだろう」と思ったポイントの具体的な解決策を検索しながら手を動かしてみることで「どうするんだろう」の数をまた公式サイトの検索やweb上の記事を探しながら減らしていく

自分が学びたいと思った技術の公式サイトをみて、公式サイトの内容やチュートリアルからキャッチアップするのが基本です。やはり、公式サイトではかなり情報が網羅されているし、最近のものはどの技術もわかりやすく書かれていると思います。

ただ、網羅されている分、初めてその技術に触れる場合には、情報量が多く、確実に抑えておきたいポイントが掴みづらいなと思う部分も多いです。そういったときは、1-aにあるように公式サイトと並行して、web上にある解説がまとめられている記事なども活用し、その技術の思想や概念、使い方や書く際の注意点など公式からアナウンスされる情報を元にその技術の”なんとなくの雰囲気”を掴みましょう。

ここで大事なのは、この状態で手を動かすことです。

やはり実際に書いてみることで3に書いた通り「どうするんだろう?」というポイントが、ひと通り公式に目を通して理解したつもりでも結構出てきます。これをなくすためにまたさらに調べるという手順が、その技術の解像度を上げるのには欠かせないポイントです。

もし、この書いてみるの3の手順の時に実践的な内容がまとまっていない場合は、入門書を購入することもあります。

技術のよりマニアックな使い方のキャッチアップ法

先の内容でキャッチアップした技術に対して、よりマニアックな使い方や、ピンポイントで高度な活用方法を知りたいと思ったら、その使い方に特化した専門書でキャッチアップします。

  1. まずは気になっている使用方法やマニアックな使い方に特化した書籍の、その該当の使い方を目次から探します
  2. 次にその該当の部分を読んでから、書籍全体に目を通します。
  3. 内容の中ですぐに使わないものについても、ひと通り目を通すことで、今後の開発や実装のタイミングで「あの本に書いてあったな…」という知識の引き出し程度にストックをしていきます

よりその技術の具体的な使い方を知るためには、専門的なキャッチアップが必要になります。専門書は、買ったタイミングで全ての情報が必要になることはあまりないですが、ひと通り目を通しておくことで、困ったときのリファレンスとして活用したり、業務で行き詰まった時の実装のヒントを探す手助けになることがあるので、買った書籍は全体に目を通すようにしています。

その他普段情報をキャッチアップする際にしていること

やはり、界隈で有名なエンジニアの方のSNSアカウントをフォローし、情報を得ることはしています。その方の発信で気になったものの関連情報から技術をキャッチアップしたり、関連のweb記事を見たりします。


Pythonの学び方でご案内してもらったコンテンツからも分かる通り、専門書でより具体的な活用方法を吸収していくkodaniさんならではのキャッチアップ方法をご紹介いただきました。ただ、以前キャッチアップ法を公開したsivchariさんも同じように理解→手を動かす→さらに理解のサンドイッチはど定番のようです!

それぞれやり方には個性が出ていますが、どちらの方法も真似してみて自分にフィットする方法を探すヒントにしてくださいね。

Pythonの学び方、sivchariさんのキャッチアップ法は以下よりチェックできます。

あわせて「TechTrain流 学習ロードマップ - Pythonの学び方」を読んでみる

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