- データサイエンティストとはどんな仕事?データサイエンスの学び方
データサイエンティストとはどんな仕事?データサイエンスの学び方
2024.08.09読了目安: 8分
この記事に登場するメンター
近年注目を集めているデータサイエンティスト。新しい職種ということもあって、なかなかデータサイエンスを学ぶ道筋がわかりにくい職種でもあると思います。今回はコンペティションサイトProbSpaceを運営されているTechTrainメンター、Yoshiaki Naitoさんにデータサイエンティストとはどんな仕事か?データサイエンスはどのように学べば良いのか?についてお伺いしました。
目次
- データサイエンティストとは?ビジネス、エンジニアリング、研究、それぞれの役割
- データサイエンティストに必要なスキル
- データサイエンスの学び方
今回答えてくれたメンター
データサイエンティストとは?ビジネス、エンジニアリング、研究、それぞれの役割
―データサイエンティストという仕事に興味を持たれる方が多いです。データサイエンティストはどのようなことをしているのですか?
データサイエンティストは、大きく3つのタイプに分けられます。それぞれ異なる役割を担い、データ分析を通してビジネスや社会に貢献しています。
◯ビジネス系
企業が抱える課題をデータ分析で解決に導く役割を担います。私が過去に携わったものでいうと、営業成績を向上させるプロジェクトが具体例として挙げられます。そのプロジェクトでは、それぞれの営業担当者の売上や月間の面談数、その担当の上長が誰かなど様々なデータを分析して、より効果的な営業戦略の立案を支援しました。
◯エンジニア系
モデルのパフォーマンスを最適化したり、モデルを実際のシステムに実装したりする役割を担います。例えば、金融機関の貸倒率が減るように融資基準を最適化させたり、広告の表示アルゴリズムを最適化させたりということをします。
◯研究者系
最先端のデータ分析技術やアルゴリズムの研究開発を行い、新たな知見や技術を生み出す役割を担います。研究成果は、新たなビジネスモデルやサービス開発に繋がる可能性を秘めています。