- 技術顧問って何やるの?nwiizoさん流!!技術顧問への道しるべ
技術顧問って何やるの?nwiizoさん流!!技術顧問への道しるべ
この記事に登場するメンター
TechTrainメンターであり、複数企業の技術顧問をされているnwiizoさんにインタビューしました!
「nwiizoさんってどんなメンター?」「技術顧問気になる...」という方はぜひ最後までお読みください!まずは気になる方が多いのでは?というこの質問から...
”nwiizo”は何と読むのですか?
読み方は決めないと決めています!なので、何と呼んでもらっても大丈夫です。当時ガルパンおじさんが流行っていて、それに乗じて「ネットワークいいぞ~」と変換したアカウント名にしました。読めないけどどうしよっかな~と思い、早10年経っています。
みなさんに一つお伝えしたいのは、誰もが読める名前にした方がいい!ということです。「nwiizoって何ですか?」のやり取りを死ぬほどやっているので(笑)、IDは音読みできる方が不和が起きないので楽です。あとは、20年後に名乗って恥ずかしくない名前にすると良いですね。
今までのご経歴、プロフィールを教えてください!
nwiizoこと元内です。新卒でインフラエンジニアとしてホスティングサービスの開発・運用に携わりました。現在は株式会社3-shakeでSREのコンサルタントおよびソフトウェア開発者として働いています。また、複数の企業で技術顧問を務めており、インフラ分野の活用と発展に関わっています。技術カンファレンスでの登壇や技術ブログの執筆も行っていますね。
技術顧問はどのようなお仕事ですか?
技術顧問の役割は多岐にわたり、一概に定義することは難しいですが、主に特定の技術分野において専門知識を活かし、企業に対して戦略的なアドバイスを提供することが中心的な仕事です。私の場合、主にインフラストラクチャやミドルウェアなどのシステムアーキテクチャに関する相談を受けることが多く、クライアント企業の技術戦略や課題解決に貢献しています。
効果的な技術顧問として機能するため、私は自身のスキルセットと提供可能なサービスをまとめた詳細な資料を顧問先に事前に共有しています。これにより、クライアントは私の専門性を理解し、適切な相談や依頼をしやすくなります。日頃からこのようなコミュニケーションを心がけることで、より効率的かつ生産的な関係を築くことができます。
技術顧問という肩書きは確かに魅力的に聞こえますが、実質的にはクライアントワークの一形態です。そのため、相手のニーズを深く理解し、適切な提案を行うためのコミュニケーション能力が非常に重要です。単に技術的な知識があるだけでなく、クライアントの事業目標や課題を把握し、それらに合わせた実践的なソリューションを提案できる能力が求められます。
なお、クライアントのニーズを理解し、それに基づいて提案を行う能力は、技術顧問に限らず、あらゆるエンジニアリング業務において重要です。この能力は、チーム内での協働やプロジェクト管理においても不可欠であり、技術者としての価値を高める重要な要素となります。
このように、技術顧問の仕事は高度な技術的専門性とビジネス感覚、そしてコミュニケーション能力を総合的に活用する、やりがいのある職務だと言えるでしょう。クライアントの成功に直接貢献できる点が、この役割の魅力の一つとなっています。
もともと、技術顧問を目指していましたか?
技術顧問という役割は当初から目指していたわけではなく、様々な企業とのコミュニケーションや協力を通じて結果的に担うことになりました。
多くの企業が最新技術への対応や専門的な技術力の向上に課題を抱える中、外部の技術専門家にアドバイスを求めるケースもあり、自分の場合は特に社内にインフラエンジニアがいない、あるいは不足している企業からの要請や、特定のプロジェクトや課題に対して専門的な知見が必要な場合、さらにはプロジェクトが一旦終了した後も継続的な技術サポートや助言が必要とされる場合などに、技術顧問としての依頼を受けることが多いです。
この役割を通じて、長期的かつ柔軟な支援を提供し、企業の技術力向上や課題解決に貢献できることは非常にやりがいのある経験であり、技術顧問という形で企業に関わることで、そのニーズに応じた効果的なサポートを行うことができています。