• 海外エンジニアライフ: ハノイ移住の極意は「〇〇を言わないこと」

海外エンジニアライフ: ハノイ移住の極意は「〇〇を言わないこと」

2024.07.26読了目安: 5
海外エンジニアライフ
メンターインタビュー
海外エンジニアライフ: ハノイ移住の極意は「〇〇を言わないこと」

この記事に登場するメンター

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Takuma

株式会社サイバーエージェント

HTML, CSS, Python, Go, Amazon Web Service, Firebase, Docker, SQL, Vue.js, TypeScript

今のお仕事を教えてください

サイバーエージェントは、ベトナムのホーチミンとハノイに拠点があり、ホーチミンはバックオフィス側がメインですが、ハノイは開発がメインです。私はハノイの拠点に所属していて、ハノイ工科大学の優秀学生の採用、プロダクトの底上げや開発組織を作ることをミッションとしています。プロダクト開発のリードから採用、チームビルドなどありとあらゆる業務をしています。現在はメンバー5名のチームで、今後はさらなるスケールを目指しています。

入社3年目にハノイに行くことを決心されたのですね

日本では、内定時代に自らプレゼンし、入社後からチームメンバー3人でフルスタックに開発を進めてきた「リモてなし」事業を担当していました。その事業を卒業するのは、後ろ髪を引かれる思いでした。

というのも、もっと事業をグロースさせたかったですし、メンバーから残って欲しいと言ってもらえることもあったからです。しかし、高校生の時にオーストラリア留学をしたときから海外に住むことを目標のひとつにしていたことや、誰しもができることではない新たな開発拠点の立ち上げに挑戦してみたいという想いから、ハノイに移住することを決めました。

ハノイでの生活はどうですか

実は大学時代にベトナムに1ヶ月滞在していた経験があったので比較的安心感はありましたが、いざ住んでみると改めて日本が一番いい国だなと感じます。

例えば、電車など公共交通機関が少ないので道路はバイクで埋め尽くされていて安全とは言えませんし、列に並んでいるときの横入りは日常茶飯事です。いちいちイライラしていては生活しづらいので、文化の違いを受け入れるようにしています。日本での生活がすでに懐かしくもあり、あこがれすら感じています(笑)

よく体調面の心配をされますが、僕は生まれつき体が強くて。ベトナムの水道水は飲むなってよく言われるんと思うんですけど、全然飲んでも平気、何食べても大丈夫なんですよ笑。

ハノイのいいところはありますか

物価が安いところです!物を買ったりサービスを受けやすいので生活がしやすいと感じます。また、ハノイは日本と比べて娯楽が少ないため、いい意味で自分にフォーカスすることができます。仕事や技術のこと以外に気がそれることが少ないので、目の前のことに集中できる環境は嬉しいです。

また、ベトナムには日本人コミュニティがたくさんあります。自分はあまり参加してませんが、FaceBookグループがたくさんあって自分から飛び込んでいけば出会いは多いようです。

TechTrainユーザーで海外移住にあこがれている人は多いです!

コロナを経て、勉強会などのイベントのオンライン開催が普通になっているので、日本にいてもハノイにいてもエンジニアとしての技術的成長にそれほど違いを感じません。

一方、現地の人と一緒に働く上で文化の相互理解は非常に重要です。日本の当たり前はハノイの当たり前でないことが頻繁にあるため、例えば家族との時間を大事にする価値観を尊重するなど、文化的な違いを意識してコミュニケーションを取っています。日本にいる時より何事も決めつけない意識をいっそう強く持つようになり、チームビルドする上で効果を発揮したと思います。

現地で一緒に働くチームメンバーと(一番左が黒澤さん)

海外移住の極意を教えてください!

高校時代、朝会で校長先生が話されていた言葉がすごく好きで記憶に残っています。

これからはグローバルな人材が求められる時代。グローバル人材の定義は、アツい・マズい・サムいを言わない人。

今実際に海外に暮らしてみて、この言葉はすごく的を射ていると感じています。カルチャーが違う国に自分が行くわけなので、そこで暮らす以上は現地文化を尊重する姿勢は大事です。

こんな面談歓迎です!

技術のお話ができるTechTrainの面談は楽しいです。生成AIなど技術は、話していて純粋に面白いです。また、ハノイ移住のエピソードはどれだけでもできます。海外移住のメリットや、現地エンジニアと一緒に仕事を進めていくことに興味がある人は、ぜひお話しましょう。

今、自分は日本の生活にあこがれているので、情報交換できるのを楽しみにしています。


TechTrainでは今回インタビューに答えて頂いた黒澤さんをはじめとして、140名以上のメンターから無料で1on1メンタリングが受けられます。サイドメニューの「面談予約」からぜひメンタリングの予約をしてみてください!

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