TechTrainメディア新シリーズ「突撃!!隣の開発組織」。このシリーズは、TechTrainのサービスを利用してくれている企業に、開発の現場のリアルを直撃しに行くシリーズです。トップバッターを飾ってくださったのは、TechTrainからの入社予定のメンバーが、現在2名いらっしゃる株式会社サイバー・バズさんです!
まずは、エンジニアリングマネージャー 飯田優也さんと尾崎幹太さんにリアルな普段の開発現場や組織やメンバーのことを伺いました。
最後に、執行役員兼VPoE 佐々木空さんに、過去に語っていた「攻めの開発」の現在地を改めて聞いてみました。AIという大きな変化を迎えた2026年の今、「攻めの開発」は一体どうなっているのでしょうか...?
〜サイバー・バズの開発現場を覗く〜
ここから、飯田さん、尾崎さんとのインタビューの内容をお届け。お二人の言葉と一緒に関連資料を読むことで、よりサイバー・バズさんを深く知るきっかけになるはずです。
スピードが上がった分の余白で、さらにバリューを生み出す
AIを開発に活用するようになってから、明らかに開発のスピードは上がりました。その分、動かせるプロジェクトの数も変わっています。例えば、もともと0→1のプロジェクトに3人、4人とかけていたものが、1人、2人のスモールチームで実現できるようになっています。
余白が生まれたおかげで、今まで止まっていた「重要だけど緊急じゃないもの」にも着手できるようになり、開発組織のバリューを生み出す動きが活発になっています。今までにないスピードでたくさんのプロジェクトに挑戦でき、より価値を高めるものに投資をする機会が、ここ半年から1年でずいぶん増えました。やろうと話してから、実際に始まるまでのスピードも、以前より格段に早くなっています。
プロジェクトの中には、まずは7割ぐらいのグリップで走り出すこともありますが、それでも挑戦させてもらえる環境として、いい意味でのプレッシャーとして働いています。
また、スケジュール的に少し無理があるかもと感じることもあります。それでも、「厳しいかもしれないですけど、1回やってみます」とメンバーにも攻めのカルチャーが浸透しているのはとても心地よいチームだなと感じますね。
「攻め」の視点と広い視野を持った人にとって、またとない環境
サイバー・バズでは、1人が受け持つ領域が広くなります。だからこそ、プロジェクト全体を見ることを面白いと感じるタイプかどうかは、一緒に働く上で大切な要素です。また、自分でその環境へ飛び込む宣言をできる人というのも大事なポイントです。仕事の中では、事業責任者が手をつけられていない部分は、待つのではなく自分から引き取ってしまうことも。そうやって少しずつ自分のできる範囲が広がっていくので、この環境を成長機会として捉えている面もあります。技術への興味や、プロダクトへの愛を持って、主体的に動くことを楽しむこと。そして、自分の提案を実現するために、仲間と必要な議論をしっかり重ねることができる人が集まっています。
「新しいプロジェクトを立ち上げるからには、自分の成長ポイントを1個作りたい。」「この技術を使ってみたい、このフレームワークを試してみたい。」そういう提案がメンバーから上がってきます。自分で技術をキャッチアップして、実際にプロジェクトで使い、社内にナレッジとして展開できる。今は、中長期的な社内の強み作りもしていけるフェーズでもあるので、組織としてもたくさんのチャレンジができるタイミングです。
また、チームメンバーの傾向としては、何かに打ち込んできた経験や、好きなものに熱中してきた人が多いです。興味があるものに向かって、一生懸命だった人は、開発の範囲が広がることにも前向きに取り組んでもらえる人が多いなと感じます。今は、動くものをただ作るだけなら、AIでも作れる時代です。だからこそ、学生のうちから何を作るかにこだわってきた方に惹かれます。そして、「こういう理由で、こういう人に向けて作った」と言語化できる方は、やはり頭ひとつ抜けている感覚があります。
個の戦いではなく、チームでより高い山を目指す
基本的に、みんな人が好き。仕事も普段の生活の話もしてお互いへの理解を深めることがより強いチームワークにつながっている感覚があります。雑談が生まれるのが自然で、みんな楽しそうに話しています。
サイバー・バズに根付いている半期やクォーターごとに目標を立て、全社で盛り上がりながら達成を目指す「キャンペーン文化」も、チームで成果を出すというニュアンスのものが多いです。メンバー同士で競ってバリューを高める、というやり方はしません。チームでよりバリューを出すために必要な目標を掲げ、それを達成できるかを見ます。
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ただ、より高い場所を目指すために、もう少し「攻め」の議論をしても良いのかなというところは課題のひとつでもあります。人が好きで、コミュニケーションがスムーズなメンバーが揃っているからこそ、相手の背景を想像しすぎたり、意見を言うことに遠慮がちになってしまうことも。これから、サイバー・バズとして、プロダクトのバリューを高めていくためには、より議論を重ねて、高い山に挑戦する必要もあるな、と感じていますし、それが求められるフェーズにもなってきています。
守るのは、まだ少し早い。そんなフェーズが続きそうです。より良いプロダクト開発に向けた議論をできる人、そしてボーダレスに挑戦ができる環境を楽しめる仲間と一緒に働けたら嬉しいです。

サイバー・バズ全体として目指すバリューやチャレンジを後押しする環境もそのマインドを強くするひとつの特徴。ここまでのエピソードを踏まえた上で会社資料に目を通して見ると、組織の輪郭が見えてくるのではないでしょうか。
関連:SpeakerDeck「株式会社サイバー・バズ 会社紹介資料」
〜サイバー・バズ式「攻めの開発」の現在地〜
2021年、佐々木空さんがVPoE就任時に掲げた目標
「3年で、サイバー・バズを技術で勝負できる企業にする」
関連:Wantedly「テクノロジーで会社の成長に貢献するVPoEが目指す「攻めの開発」」
そして、2026年現在の「攻めの開発」について、佐々木さんに改めて、インタビューしました。「攻めの開発」の現在地と、これからを一緒に確認しましょう!
AIという技術的なブレイクスルーを迎えた「攻めの開発」の現在地
AIで変化が起こった「攻め開発」の定義
AIが出てきたことで、開発のサイクルを回せるスピードが圧倒的に速くなりました。それだけではなく、1人1人のエンジニアができる範囲が広がったことで、企画立案などのプロジェクトをスタートするハードルは下がり、能動的にプロダクト開発を動かしていけるようになってきました。その結果、今まで成し得なかった「打ち手の数」を増やすことができるようになりました。この「打ち手の数」をどんどん増やしていくことが、このAI時代における「攻めの開発」だと考えています。
攻めと表裏一体となる守りの部分ですが、品質のチェックやサイバーセキュリティ周りを守りの面として固めていく必要も出てきました。新しい技術の活用はもちろんですが、今までよりも人間がもっとそこに時間を使うという選択肢もある。攻めと守りの両輪で、より良いプロダクトを作っていける環境が肝になるかなと思います。この2026年も、引き続き攻めの姿勢により力を入れて、ダイナミックな決定をしている最中です。
実際に社内では、この「攻めの開発」を体現するような意思決定も進んでいます。細かいプロダクトの変更レビューをAIに全委任する、以前はデザイナーやPOがいないと進められなかったプロジェクトをエンジニア1人でスタートする。そうした意思決定を積み重ねながら、1人1人が能動的に動ける環境を広げているところです。
「攻めの開発」によって、さらに広がる挑戦の可能性
もともとサイバー・バズには、「自分が何を作っているかにこだわりを持てる」という気質を持ったエンジニアが多く所属しています。そこに、この「攻めの開発」で、1人1人が能動的に動ける環境が広がることによって、今まで大切にしてきた「オーナーシップを持って開発する」という言葉の持つ意味がさらに広がると感じています。
ここで言うオーナーシップの範囲が広くなるというのは、事業責任者になることを求めるわけではなく、自分が関わるプロダクトに、どれだけ本気でこだわれるかどうかです。そういう価値観をもっと組織として当たり前にしていきたい。今ある組織としての強みをさらに強固に磨いていくことで、1人のエンジニアが牽引して、成功まで持っていける事業をたくさん創出できたらいいなと思っています。
また、長期的には、会社の収益構造そのものを変えたいというビジョンもあります。今、サイバー・バズの事業のメインにある労働集約型モデルではなく、人数に依存しないプロダクトを生み出すということが、小人数でできたとき、エンジニアチームがその「起爆剤」になれるはずです。今まで大型組織にしかできなかった開発を、小人数で実現することは、長期的な挑戦のひとつです。
今はまだ、正解を探す道の途中
ここまで、打ち手の数を増やすための「攻めの開発」に対する決定で、やめておけばよかったというものは特にありません。どちらかというと、今はまだフィットするやり方が見つかっていない、という感覚に近いです。もちろん、速く動けるようになった分、振り返ると「人間に設計を任せたらこうはならないな」というコードはどうしても生み出されてしまっています。だからと言って「失敗だった」と言うよりは、品質チェックの方法や開発プロセスそのものを、今の時代ならではのやり方にアップデートしていく方向性が見えてきた、という感覚です。
世の中の基準がどんどん変わっていくので、他社に置いていかれるわけにはいかないという焦りもあります。ただ、今は、攻めてよかったでも攻めすぎたでもなく、まだ正解を模索している最中です。それにくわえて、サイバー・バズが向き合うソーシャルメディアマーケティング(SMM)事業は、事業ドメインの変化が大きい。だからこそ、変化が起こったときにちゃんと打ち手が作れているかどうか、それが後々結果に反映されてくるのかなと思います。
まだまだ道半ばだからこそ、変化に対する打ち手をたくさん打つ段階。それが2026年の「攻めの開発」の現在地です。
〜サイバー・バズの開発組織とは...?〜
サイバー・バズの開発組織をひとことで表すなら「リスペクト」。そうであってほしいという個人的な願望も含めてチョイスさせてください。
長時間の取材協力をいただいた最後の締めくくりに、佐々木さんには「組織を表すひとことと言えば?」と質問させてもらいました。その言葉とともに、そんな組織で働くメンバーがどんな瞬間にテンションが上がるのか、生の声をフリップに書いてもらいました!











