通常、「海外カンファレンスにいこう!」と思ったら、チケット代に加えて、交通費や宿泊費が半端じゃない...国際カンファレンスに参加するには、それなりのコストがかかります。でも、今年5月、東京でその体験に匹敵する場が生まれます。
「学生だし、お金が足りなくて行けない...」を始め、「Laravelを触っていないから関係ない」「英語ができないから楽しめないんじゃないか」今、そう思いませんでしたか?
本記事では、そうした懸念をLaravel社日本人エンジニアで、Laravel Live Japan 2026のオーガナイザーを務めるRyuta Hamasakiさんと一つずつ解きほぐしながら、本カンファレンスの魅力をお伝えしていきます。
海外カンファレンスと同じ体験が、交通費だけで
世界規模のカンファレンスに参加しようとすれば、チケット代だけで数万〜10万円近くかかることは珍しくありません。そこに渡航費・宿泊費・滞在中の費用が加わると、合計は数十万円規模になることも。
Laravel Live Japan 2026は、その体験を国内で実現する試みです。40カ国以上から参加者が集まり、世界の最前線で活躍するエンジニアが東京のステージに立ちます。 Laravelの作者であるTaylor Otwellによるキーノートをはじめ、PHP Foundationの中心メンバーも登壇。さらに、PHPに留まらず、VoidZeroのメンバーや日本で様々な場所で活躍するエンジニアなど、Laravelの枠を超えたスピーカー陣が集結します。
今回、学生の皆さんはそんな国際カンファレンスに無料で参加が可能です(要申請)。
学生チケットを無料にしたのは、自分の原体験があったからです。Laracon USで「自分が毎日使っているフレームワークの作者が目の前にいる」と感じたあの瞬間—フレームワークやツールの"中の人"と直接話せるあの体験を、まず一度してほしい。 そのための入り口を作りたいと思いました。
Laravelは普段触れてないから行かない、なんてもったいない!Ryutaピックアップトーク
「Laravel」という名前がついているからといって、PHPやLaravelを使っていなければ関係ない——そんなことはありません。今回のプログラムには、フロントエンドエンジニアやキャリアに悩む学生にも直接届くセッションが揃っています。
Viteを作ったチームによる、フロントエンド最前線の話
フロントエンド開発をしているなら、必ずといっていいほど使うVite。そのViteを開発するVoidZeroのDevRelエンジニア Alexander Lichter氏が、“The Unified JavaScript Toolchain”というテーマで登壇します。

フロントエンド界隈で今最も注目されているチームの一人から、開発の最先端を直接聞ける機会は国内ではまず得られません。ぜひそのチームで活躍する人から生の技術情報を浴びてほしいです。
またLaravelチームとVoidZeroチームによるパネルディスカッションも予定しています。バックエンドとフロントエンドが交差するテーマで議論が展開されるかもしれません!
AI時代のエンジニアキャリアと、職人としての働き方
ソニックガーデンCEOの倉貫義人さんは、「AI時代の仕事技芸論:ソフトウェア開発で『遊ぶように働く』職人的熟達のすすめ」をテーマに登壇します。倉貫さんは仕事を、指示に従ってこなす「労働」ではなく、腕を磨いて価値ある"作品"をつくる「技芸(クラフト)」として捉えます。

AIによる自動化が進む今、エンジニアに問われているのは"コードを書く"だけでも"結果だけ"でもありません。ビジネスとして価値を生み出すことと、まるで遊びのように夢中になれること。その両立をどう実現するか。
AIが普及した今だからこそ、効率化だけでなく「どう価値を生むか」という問いや「AI時代にジュニアエンジニアをどう育成するか」という学生の方も気になるテーマは、ぜひ皆さんにも聴いてほしいなと思います。
技術コミュニティが、今の自分をつくっていた
そして、きっと多くの学生の方も馴染みのあるKotomi Mukohira(ことみん)さんも登壇します。テーマは、「あなたにとって、"技術コミュニティ"とはなんですか?〜楽しかっただけの技術コミュニティが、今の私を作っていた〜」。「なぜ人は、技術コミュニティに関わり続けるのか」という問いを軸に、自らカンファレンスを主催してきた経験と、全国の主催者へのインタビューをもとに語ります。これからの技術コミュニティとの関わり方を考えるきっかけになるセッションだと思います。

英語がわからなくても、体験できることがある
「英語ができないと楽しめないんじゃないか」という懸念をよく聞きます。初めてLaracon USに参加したとき、トーク内容の半分ほどしか理解できませんでした。でも画面にコードが映し出されているので、なんとなく分かるんです。
Laravel Live Japan 2026では全セッションに日英の同時通訳が用意されており、スマートフォンや会場スクリーンで字幕として確認できます。 英語への不安を理由に足を止める必要はありません。そもそも、言語が完全に分からなくても、フレームワークやツールの作者が目の前のステージに立っているという事実は変わりません。その場の熱量は、言葉を超えて伝わってきます。私もそれを実感したひとりです。
また、参加者の約3割は海外からのエンジニアです。「プログラミング言語という共通言語がある。言葉の壁があっても、コードがあれば繋がれます」。アフターパーティーや休憩時間を活かして、海外のエンジニアと話してみてほしいと思っています。
▼Ryuta Hamasakiさんが、この機会の提供のために自前で用意した同時通訳
「自分にはまだ早い」なんて思わないでほしい
「Laravelちょっと触ったことあるだけだし...」「PHPも授業で少しやっただけで...」「難しい話についていけなかったらどうしよう...」。
カンファレンスに参加する価値は、すべてのセッションを完璧に理解することではありません。世界で活躍するエンジニアたちのセッションを生で見て、彼らがどんな考え方で開発しているのかを肌で感じる。「こんな人になりたい」というロールモデルを見つける。同じ興味を持つ仲間と出会う。これらは、学校の授業やオンラインでは絶対に得られない体験です。
選択肢が広がる可能性に満ちた今こそ、「プログラミングってやっぱり楽しい」「自分もこんなエンジニアになりたい」と感じることに意味があると思っています。自分自身も2018年にLaracon USに初めて参加したとき、内容が理解できない部分もありました。それでも、最前線で活躍するエンジニアの話を聞き、世界中のエンジニアたちと交流したことで大きな刺激を受け、その後のキャリアが大きく変わりました。
学生の今だからこそ参加してほしいと思っています。社会人になると、会社の承認を取り、業務調整をして、参加費を払う...カンファレンスに参加するだけでも、いろいろなハードルが生まれます。でも今、学生の皆さんには無料チケットという特典と時間的余裕があります。世界トップレベルのエンジニアから学び、刺激を受け、仲間と出会う2日間。 この経験は、皆さんにもきっと大きな刺激になるはずです。そして、そうなることを願いながら開催に向けて進めています!ぜひ、この刺激を体感しにきてください。
▼RyutaさんのLaravel Live Japanへの想いはnoteにも綴られています!
Laravel Live Japan 2026
日時 | 2026年5月26日(火)〜27日(水) |
会場 | 立川ステージガーデン(東京都立川市) |
学生チケット | 無料(要申請) |
公式サイト |
学生チケットの申し込み方法は、Ryutaさんの以下のnote記事をご確認ください。
日本の登壇者エンジニアから皆さんへ
ことみんさん(@kotomin_m)
“私は昨年初めて海外のカンファレンスに行きましたが、日本人だけのコミュニティとはまた違った盛り上がりを感じ、とても良い経験でした!特に学生の皆さんには、この機会に飛び込んで、この空気を感じて欲しいです!きっと、持ち帰るものがたくさんありますから。”
asumikamさん(@asumikam)
“基本的なテストダブルの概念, PHPUnitでの書き方, 最新のPHPUnitの動向などについて話します。初級〜中級レベルの発表をしますのでお気軽に聞きにきてください!会場で会いましょう〜🍊”
▼asumikamさんの登壇情報
「PHPUnitでモックとスタブを使いこなす」をテーマに登壇します。モックとスタブの使い分けを基本から整理しつつ、最新版への移行で見えてきた実践的な知見を実体験ベースで語ります。テストコードの品質を上げたいなあと感じている方に聞いてほしいセッションです。

おわりに
TechTrainは、学生の皆さんの今後の人生で選択肢が増えるような環境を提供するため、このLaravel Live Japanの学生無料チケットの取り組みを応援しています!
日本で大規模な国際カンファレンスが開催されるチャンスはそう多くありません。ぜひ、世界の最先端で活躍するエンジニアとの交流もこれからの皆さんの糧になるはずです。ぜひ、立川で感動を味わってください!











